胆嚢 摘出 後 食事。 胆石症|ガイドライン一覧|日本消化器病学会ガイドライン

消化器外科の病気:胆石症・胆管炎

胆嚢 摘出 後 食事

こんにちは。 私は、肝胆膵外科病棟に勤務している2年目の看護師です。 胆嚢摘出術を実施した患者さんは、胆石症で胆嚢を摘出されたのではないでしょうか。 最近は、コンビニ弁当をよく食べる若年男性に胆石症が多い印象を受けます。 基本的には、内科的治療で内服薬(胆汁促進とコレステロール調整)により胆石の融解を促進し症状の改善を目指します。 しかし中には、胆石が大きいために炎症の増悪や腹痛といった自覚症状が出たり、または胆石の胆管へのかんとんにより胆嚢摘出術を施行する事例もあります。 そのような患者さんに対する食事指導について、説明させていただきます。 胆嚢を摘出すると、一時的に胆汁を貯める器官がなくなります。 常に胆汁が消化管に流出している状態なので、下痢になる傾向にあります。 胆嚢があるときは、食事を摂取することがトリガーとなり胆汁が排泄されます。 それにより、膵液や腸液といった脂肪分やタンパク質を分解し、体内へ吸収する消化酵素を活性させることによって栄養が吸収されます。 ここで重要なのが、胆汁には消化酵素が含まれていないということです。 他の消化器疾患の術後のように、食事制限がないのはこのためです。 脂肪分を大量に摂取した時に、胆嚢があった時は貯蓄していた胆汁を食事時に大量に消化管へ流出させることで、脂肪分の分解が可能でした。 しかし胆嚢摘出後は、貯める器官が無いため常に胆汁が排出された状態であり、脂肪分を消化するための消化酵素の活性化に制限が出ます。 そのため、分解されなかった脂肪が水様から泥状の便として排出されます。 頻回な下痢になることもあるので、あまり脂肪分が高い製品は避けるように説明します。 コンビニ弁当には、思った以上に脂肪分が多いため、週1回は自炊し魚を食べるようにしたり、外食でもあまり脂肪分や油分が少ないものを選択するように説明することが大切です。 胆石は、胆嚢だけでなく肝臓内でも形成されます(胆管胆石)。 一度胆石ができた患者さんは、胆嚢摘出後も再発することが多いため、そのことも伝え今後の食事について考えていく必要があります。 食事制限自体はありませんが、脂肪制限食について食事指導を希望される場合は、管理栄養士さんに食事指導を実施していただくことも患者さんのQOL向上につながるのではないかと思います。 おわりに.

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胆嚢の摘出!手術後の後遺症はあるの?

胆嚢 摘出 後 食事

胆のうはどのような役割を持つ臓器か 胆のうは右のわき腹、肋骨(ろっこつ)のすぐ下あたりの奥の方に位置しています。 肝臓の真下にあります。 さらにその脇に十二指腸があります。 肝臓から十二指腸に向かって、胆管という管が通っていますが、その胆管にぶら下がるようにして胆のうがあります。 胆のうは西洋ナシの形をしていて、30~50mlの容積を持った袋状の形をしている臓器で、肝臓で作られた胆汁をいったん胆のうに蓄え、濃縮し、食べ物が腸内に入ってきたときに胆汁を排出し、消化を助ける働きを持っています。 胆汁は脂肪の消化吸収に必要な消化液です。 胆汁がないと食物中の脂肪を消化吸収できなくなり、腸の中にたまった脂肪の刺激によって下痢が起こします。 下痢のために他の栄養素を消化吸収する機会も失われ、栄養失調や水分不足に陥るのです。 胆のうとは濃縮された胆汁が排出し、脂肪の分解・吸収を助けてくれる大切な臓器なのです。 胆のう摘出手術とは 胆のうを手術で摘出する治療で腹腔鏡を用いて行なう手術とお腹を開いて行なう手術(開腹術)とがあり、どちらの手術も全身麻酔をして行ないます。 1.腹腔鏡下胆のう摘出術 現在、胆のう摘出術の主流となっている手術方法です。 お腹に1~2cmの傷を3~4ヶ所開けて、二酸化炭素ガスでお腹を膨らませてから腹腔鏡と専用の器機を傷口から入れて、テレビモニターでお腹の中を観察しながら胆のうを切除します。 切除した胆のうは、おへその上に開けた傷口から取り出します。 手術の傷が小さくてすみ、手術後の痛みが開腹術よりも少なく、回復も早いために手術後2~5日で退院が可能です。 2.開腹胆のう摘出術 胆のうの炎症が強い場合や過去に胃など上腹部の手術を行なっている場合などに行ないます。 腹腔鏡での手術より傷が大きく、手術後の痛みも強いですが、実際にお腹の中を広く観察して、周囲の臓器や血管を確認しながら手術を行なえる利点があります。 通常は手術後5~7日で退院が可能です。 胆のうを摘出して問題なないのか? 胆のうが胆石や胆のう炎、胆のうポリープなどによって、胆のうの働きが悪くなっていたり、痛みが生じている場合は胆のうの摘出手術を施さなければならない場合があります。 胆のうの働きも悪くなく、痛みもない場合は、そのまま経過観察の場合や投薬での治療になる場合もありますが、ほとんどの人が手術を受けています。 なお、胆石が発見された場合、そのほとんどが炎症も起こしているため、もう機能していない場合がほとんどです。 胆のうを摘出した場合、脂肪分の消化吸収ができないのではないかと疑問を持つと思いますが、実は、胆のうを摘出しても体への影響はほとんどありません。 消化吸収を助けるためには、大切な役割を持っていますが胆汁は肝臓で作られているため、胆のうがなくても食べ物の消化を行うことはできます。 ただし、胆のうで胆汁を蓄えておくことができない為、摘出した後は消化が悪くなり、便が緩くなりがちです。 下痢や胸やけなどを起こさないようにするためにも、油っぽい食事は控える必要があります。 摘出手術自体は、胆のうの状態にもよりますが比較的回復も早く、傷もほとんど目立ちません。 手術後は合併症がなければ平均して4~7日、長くても14日ほどで退院が可能です。 退院後の通院も1、2回で済み、定期的な通院の必要はありません。 「胆嚢摘出後症候群」と呼ばれています。 症状としては胆石や胆嚢炎で胆嚢の摘出術を受けたあとに上腹部の痛みや不快感、発熱、黄疸(おうだん)、吐き気などの胆石の発作のような症状が持続・出没する状態をいいます。 多くの場合は手術で取り残してしまった胆管結石があったり、手術後に胆管が細くなったり、乳頭炎や慢性膵炎などを併発したことが原因となります。 傷が生んでしまう創感染、肺炎、胆汁の流れ道を傷つけてしまう胆管損傷、小腸や大腸を傷つける腸管損傷なども後遺症としてあります。 しかし、これらの合併症は、どれもまれなものであり、報告例はかなり少ないものです。 一般的に起こりやすい後遺症は便が緩くなる程度のもので後遺症が少ない手術です。 胆嚢摘出後の生活 胆のうを摘出した後、生活面は手術前とほとんど変わりはありません。 胆のうは胆汁をたくわえるための臓器であるため、手術により胆汁をたくわえることができなくなりますが胆汁は肝臓から生成されるため、生活に大きな影響はありません。 食事に注意することが必要な可能性が指摘されていますが、それ以外は健康な生活を送ることができるでしょう。 1.胆のう摘出後の食事 基本的には手術前と同じ食生活で問題ありませんが、胆のうは胆汁をたくわえる臓器で摘出すると胆汁をたくわえることができなくなります。 油脂を分解する働きのある胆汁が少なくなるので下痢などの症状が出る人もいます。 胆のう摘出後は脂肪分の多い食事は控えるようにしましょう。 (卵やバター、脂身の多い肉、天ぷらなど) 2.胆石を再発させないために普段からできること 胆石ができる要素については様々な理由がありますが、胆石形成のリスクが上がる急激なダイエットや食事は普段から気をつけるようにしましょう。 ただし、食生活に関しては研究のレベルが低いため、あまり大きな影響はない可能性があります。 (1)胆石のリスクを上げる食事 遺伝子検査サービス【MYCODE】 MYCODEは、唾液を採るだけで最大280項目の病気と体質の遺伝的傾向がわかる、遺伝子検査キットです。 東京大学医科学研究所との共同研究にて選定された科学的根拠を基に解析結果を提供しています。 この遺伝子検査によって生まれもった病気のかかりやすさなどがわかり、病気を未然に防ぐのに役立ちます。 病気は、遺伝子と生活習慣の影響で、発症が決まるといわれています。 このため、病気予防には、遺伝的にかかりやすい病気の傾向を知り、生活習慣の改善を行って、未然に防ぐ対策を行うことが重要であるといえます。

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胆嚢の摘出!手術後の後遺症はあるの?

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胆嚢摘出後の食事とアルコール 胆嚢は胆汁を濃縮・貯蔵する場所です。 肝臓で作られた胆汁は脂肪の分解、消化、吸収を助ける働きをします。 胆嚢を摘出すると、胆汁が濃縮されずに腸に流れ込むので脂肪に対する消化吸収が一時的に減退して下痢をすることがあるそうです。 退院して二週間たちますが、今のところまだ下痢をしていません。 手術前よりかなり気を使って食べる分量を調整しているせいかもしれません。 下痢をしやすいと言われている冷たい牛乳やアイスなど食べてみましたが特に問題ありませんでした。 肉や魚も脂肪分が少な目のものを選んでいるせいか問題なく食べられています。 天ぷら、揚げ物類は食べていませんが、唐揚げや焼き鳥は大丈夫でした。 肉、魚、油ものが駄目というよりは、分量を押さえめにしてバランスよく食べていれば大丈夫そうです。 個人差はかなりあると思いますが、結構大丈夫だな、という印象です。 アルコールも控えていましたが、手術からちょうど半月たった日にビール250mlだけ飲んでみました。 そこから、毎日日本酒おちょこ1杯とかほんの少し飲んでいますが今のところ大丈夫です。 ただお腹が赤くなることがあったり、分量が少なくても酔いが早い印象はあります。 血液検査の結果で肝臓の機能がまだ十分回復していないので、先生からは最低でも1か月はアルコールを控えるように言われました。 二週間だとまだまだ我慢が必要ですね。 胆嚢摘出後の傷跡の経過 傷跡は退院して治ってくると少しかゆみが出たり、チリチリ違和感があったりしましたがすぐに収まりました。 傷の周りに触っても感覚のない部分もありましたが、手術で神経も切っているので徐々に治っていくそうです。 逆に治っていくとシャツに擦れていたいのか、こすれる痛みが徐々にでてきました。 風呂ですが手術から5日目で初めてシャワーを浴びて、その後もずっと毎日シャワーだけでした。 入院中から、傷跡は特にしみることもなく、お湯がかかっても問題なかったです。 手術から15日目の時に確認したら浴槽もOKとの事だったので手術から18日目で入浴しました。 浴槽で寝そべるような姿勢になると意外と腹筋に圧がかかって少し苦しかったので姿勢を正して入っています。 重いものを持ったり腹筋など腹圧のかかるようなことは2か月は避けたほうがいいそうです。 皮膚の傷ではなく、中のほうが開いて腹壁瘢痕ヘルニアになると大変みたいです。 手術から半月ほどたてば、もう日常の家事はできると思います。 掃除、洗濯、料理などゆっくりにはなりますが、問題なく出来ます。 ただ布団の上げ下ろしだったりカンビンのゴミ捨てだったり、少しでも重いものかな、というものの作業は避けるようにはしていました。 胆嚢摘出後の後遺症 後遺症に関しては胆嚢がないという事よりも手術自体の後遺症への注意に徐々に気持ちが変わってきました。 便秘しないようにヨーグルトやヤクルトを欠かさず接種したり野菜をしっかりたべたりしっかり歩いて運動したりすることが大事だと思います。 退院も体の変化があるかと思います。 右肩や背中の痛みが生じることもあるようですが数日すると消失するようです。 背中はたしかにちょっと左寄りの背中がちょっと痛んだり痺れたりを繰り返しています。 胆嚢のあたりの脇腹は神経が通っていて、神経を切除しているので色々な影響があるようです。 腹痛や吐き気、嘔吐はすぐ病院に連絡したほうがいいと思います。 緊急であれば救急車ですが、なるだけ救急車の前に病院に電話するよう退院の時に言われました。 今のところこれらの症状はありませんでしたが、退院したからといって油断はできないので、とくに吐き気がでたらすぐ連絡したほうがいいと思います。 胆嚢摘出後の職場復帰の時期 開腹手術だったので、手術後1ヶ月で職場復帰をする予定です。 もともとその期間で休暇を取っています。 長いのかなと思ったりもしていましたが、開腹手術をするなら余裕があったほうが絶対にいいと思います。 退院直後ぐらいは、すぐ大丈夫じゃない?と思ったりもしますが、ほんと少しずつしか回復していきません。 運動もあまりできないので体力もなかなか戻りません。 一カ月後はフルタイムではなくリハビリ出勤(短時間勤務など)でちょうどいいと思います。 自身の体験をもとに書いていますが経過はひとそれぞれ違いがあるはずです。 焦らずゆっくりが基本だと思いますので、一例として参考にしてください。

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