銀杏 いり か た。 銀杏の読み方と意味、「いちょう」と「ぎんなん」正しいのは?

葉も実も楽しめる銀杏の木を剪定する方法

銀杏 いり か た

秋になると、イチョウの並木道にイチョウの葉が茂りますね。 イチョウの黄色い葉を見ると、秋という季節を感じます。 イチョウは、地球の生命の中では、ものすごく古くからあり、なんと恐竜よりも古い約2憶年前も前から生存していたのです。 驚きですね。 それだけ古くからある植物ですから、生命力も豊かなのです。 日本でも古くから愛されているのは、理由がありますね。 それは、栄養がものすごく豊富で、体への効能がもの凄いからなんです。 しかし、イチョウの実の 銀杏は、体にいい反面、副作用もあります。 これは気をつけないといけません。 副作用を起こしてしまっては、せっかくの銀杏の効能も台無しです。 銀杏の効能と副作用をよく知って、副作用の出ない食べ方にしましょう。 index• 銀杏の効能 約2億年もの生命力を持つイチョウの実の銀杏。 銀杏の効能は、計り知れないものがありますね。 効能の程を一つひとつ紹介します。 美肌の効能 特に女性には、嬉しい美肌に役立つ成分が含まれています。 銀杏に含まれる ビタミンCは、コラーゲンを生成したり、メラニン色素を抑制して美白効果があります。 抗酸化作用もありますので、肌荒れやニキビの予防になります。 銀杏には、 ビタミンEも含まれており、皮膚の血行促進に効果があります。 高血圧予防とむくみ解消 銀杏には、多くの カリウムを含んでいます。 カリウムは、体に余分に含まれているナトリウムを排出してくれます。 ナトリウムを摂りすぎると、体がナトリウムを薄めようと、水分を多く取り込みます。 血液量が増えることで、心臓に負担をかけてしまいます。 銀杏は、滋養強壮にいい食材と言われるのも、納得ですね。 貧血予防 銀杏は 、鉄分や亜鉛、葉酸が含まれており、造血に働きます。 貧血で、体中に酸素が回らないと、不健康です。 イライラしたり、体がだるくなったりと大変です。 銀杏を食べることで貧血を予防しましょう。 血行促進 鉄分や亜鉛、葉酸の造血作用と加えて、 ビタミンEが血流を良くして、血行促進に役立ちます。 銀杏に含まれる ギンコライドも体を温める効能があるので、相乗効果で血行が促進されます。 冷えを解消 銀杏に含まれている ギンコライドという成分は、体を温め、冷えの解消に役立つとされています。 銀杏が実る秋から、段々と気温が低くなってきますね。 冷え性の方は、銀杏を食べて体を温めるといいと思います。 冷えは、万病の元なので、非常に心強いですね。 喉の痛みを抑えて、咳を鎮める効能 中国の本草綱目に書かれている薬効では、喉の痛みを鎮めるとされています。 おそらく銀杏に含まれている強力な ギンコライドが体の血行、血流を良くして、体を温めることで起こる効能と言われています。 尿もれ、頻尿を抑える効能 中国の本草綱目には、尿もれ、頻尿を抑えるとされています。 これも銀杏に含まれている ギンコライドが、体を温めることで起こる効能とされています。 ・栄養補給をしたい方 ・美肌に ・ストレス軽減したい方 ・全身の健康に ・免疫力アップに、生活習慣病の予防に これだけの効能ですから、いくらでも銀杏を食べたいと思ってしまいますが、気を付けたいことがあります。 それは、 銀杏の副作用です。 では、銀杏の副作用を見ていきましょう。 銀杏の副作用 これだけ栄養のある銀杏ですが、 食べ過ぎは注意です。 主に子供が、 銀杏中毒になりやすいです。 銀杏中毒になると、大変ですので、しっかり銀杏の副作用に注意しましょう。 銀杏の副作用とは 銀杏は食べ過ぎると、銀杏中毒という症状を引き起こすことがあります。 嘔吐と痙攣を引き起こします。 他にも、 不整脈や呼吸困難、めまいや発熱など厄介な症状があります。 副作用の正体は 銀杏に含まれる 「メチルピりドキシン」という成分が、ビタミンB6の働きを妨害して起こります。 恐い症状の銀杏中毒とは、 ビタミンB6の欠乏状態なんですね。 子供は、肝臓が未発達なため、「メチルピリドキシン」をうまく分解できないために起こりますと言われています。 銀杏中毒の70パーセントが10才以下の子供です。 銀杏中毒になったら 銀杏中毒になったら、ただちに医療機関に連れていきましょう。 そして、医師に銀杏を食べたことを伝えましょう。 銀杏を食べたことを伝えると医師の対応のスピードが違います。 何個までだったら大丈夫 昔からの言い伝えで、 「歳の数以上食べてはいけない」と言われています。 これは、子どもが銀杏中毒になることが多かったから経験則で、言い伝えられてきたのでしょう。 しかし、大人でも一度に多量の数を食べない。 少しの量でも継続して食べないという注意が必要です。 子供の場合、特に幼児には与えない方がいいでしょう。 何個までだったら、大丈夫というものがないので、子どもの場合は、食べない方が無難かと思います。 大人になってからの楽しみにしましょう。 そして、大人になってからも少量程度にしましょう。 銀杏で他に気になることは イチョウの葉の銀杏は栄養が豊富ですが、銀杏中毒という厄介なものがありますね。 出来たら、銀杏に含まれる「メチルピリドキシン」を肝臓で分解できるようになる大人になってから、しかも少量を楽しみましょう。 イチョウの実の銀杏で、気になることは、あの独特の臭いですね。 臭いの対処法も重要になってきます。 銀杏を拾う際、誤って踏んづけてしまった時、また調理する際も気になりますね。 そのあたりの対処法やなぜ、臭いがするのかについては、別記事で詳しく書いています。 よかったら、参照してください。 参照記事 おわりに イチョウの実の銀杏には、12個もの効能がありますね。 銀杏は、すこぶる健康の滋養強壮の食べ物です。 しかし、ひとつ厄介なことがあります。 それは、銀杏中毒です。 特に肝臓の分解機能が未発達な子供は、注意が必要です。 何個までだったら、大丈夫という目安がないので、子供は銀杏を控えておいた方が無難かもしれませんね。 しかし、すこぶる滋養強壮です。 大人の方で、疲れたときや美容に、丈夫な体を考えたいときは、少量を摂りましょう。 2億年前から生命を保ってきた銀杏を、味わって感謝して頂きましょう。 きっと丈夫な体になりますよ。 関連記事.

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銀杏の12個の効能と副作用!体にすっごくいいけど、気を付けないとね

銀杏 いり か た

黄葉した秋のイチョウ イチョウ( 銀杏 、 公孫樹 、 鴨脚樹 、: )は、中国原産ので、性のである。 日本では街路樹や公園樹として観賞用に 、また寺院や神社の境内に多く植えられ 、食用 、漢方 、材用 としても栽培される。 樹木の名としてはほかに ギンキョウ(銀杏) 、 ギンナン(銀杏) や ギンナンノキ と呼ばれる。 ふつう「ギンナン」は後述する種子を指す ことが多い。 など日本では全国的によく見かける樹木であり 、特徴的な広葉を持っているが ではなく 、裸子植物ではあるがではない。 世界で最古の現生樹種の一つである。 イチョウ類は地史的にはに出現し 、(特に )まで全世界的に繁茂した。 世界各地で葉のが発見され、日本ではの 山口県のから 、北海道からイチョウ属の Heer. などの化石が発見されている。 しかしに入ると各地で姿を消し日本でも約100年前に絶滅したため 、本種イチョウが唯一現存する種である。 現在イチョウは、「」 として IUCN のの Endangered に指定されている。 銀杏は、中毒を起こし得るもので死亡例も報告されており、摂取にあたっては一定の配慮を要する(詳しくは)。 加納 2008 では、「 鴨脚」の ia-kiauの訛りであるとされる。 しかし、の国語辞典『』では、「銀杏」の文字に「イチヤウ」および「ギンキヤウ」と振り、その異名に挙げる「鴨脚」には「アフキヤク」と振られており、イチヤウはあくまでも銀杏の音としてギンキヤウと併記され、鴨脚の音とはされていない。 なお、 鴨脚の名は中国では11世紀の - や - の詩に見られ、その種子は「 鴨脚子」と呼ばれていた。 それに対し、「イチョウ」の語は「銀杏」の代の()が転じたものとする説もある。 頃に成立したの『』やの『』、頃の『』にも「鴨脚」はなく、「銀杏」に「イチヤウ」とのみ振られており、これを支持する。 「いちょう」のは「いちやう」であるが、もとは「いてふ」とする例が多かった。 この「いてふ」という仮名は「一葉」に当てたからだとされる。 1450年頃に成立した『』にはに描かれた家紋について「の源左衛門はいてうの木」と表記される。 「ギンナン」 [ ] は銀杏(ギンナン)と呼ばれるが、11世紀前半に上記「 鴨脚子」からのため改称され、用いられるようになったと考えられる。 明代著『』に記載されている「銀杏」は、銀杏の初出がの『』()であるとする。 漢名の「銀杏」は種子が白いためである。 学名 [ ] ウィクショナリーに の項目があります。 属名 Ginkgo [ ] ゲーテの Gingo biloba 1815 の新版。 イチョウ属の学名 Ginkgo は、日本語「銀杏」に由来している。 ケンペルはからの間、のにいたが、その間に『』()の写本を2冊入手した。 ケンペルが得たイチョウに関する情報は『訓蒙図彙』2版 1686 の「巻十八 果蓏」で書かれている。 ケンペルはが読めなかったので、参照番号をそれぞれの枠に振った。 ケンペルのもつ写本の植物の項目の殆どには見出しの隣に2つ目の番号が振られていた。 ケンペルの所有していた写本では、イチョウの枝の図の横に269、漢字の見出しには34と番号が振られている。 多くの日本の文献は、助手のから教わったと考えられるが、交易所の通訳であった、ともケンペルのの研究に重要な影響を与えたことが、イギリスの医師でありこの時代随一の蒐集家であったが保管していたケンペルの備忘録により分かっている。 これらの参照番号はケンペルが日本に滞在していた時の備忘録でも見られる。 なお、 1958 では ginkgo は、日本語の ginko, gingkoに由来するとしている が、日本語の「銀杏」が「ギンコウ」と読む事実はない。 では中国語の銀杏(ぎんきょう)からとしている が、この読みは日本語であり正しくない。 このケンペルの綴りが引き継がれて、は、著書『 』でイチョウのを Ginkgo として記載した。 や は、 Ginkyo bilobaに修正すべきだと主張し 、牧野 1988) では、ケンペルの著書中では kjoを kgoに書き誤ったのであり、直すなら Ginkjoであるというが、においては恣意的に学名を変更することはできないとされている。 1712年のケンペルの Ginkgoという誤った綴りは命名規約上有効ではなく、それを引用した1771年のリンネの命名 Ginkgo bilobaが命名上有効であり、リンネは誤植をしなかったため、訂正することができないと考えられる。 ginkgo は発音や筆記に戸惑う綴りであり、通俗的に k と g を入れ替えてしばしば gingko と記される。 これはUnseld 1999 によれば、ゲーテは科学者として学名 Ginkgo biloba を正しく認識していたが、詩人として Gingo という語を創作して付けたという。 種小名 biloba [ ] の biloba はによる造語で、「2つの裂片 two lobes 」の意味であり、葉が大きく2浅裂することに由っている。 英名 [ ] 英語では " " ともいう。 maidenhair treeという語は maidenhair fernによく似ているためであるとされる。 語源はよく議論されてこなかったが、葉がよく似たホウライシダを表す maidenhairとともに、が形作るから名付けられたと考えられている。 「木の全体が女性の髪形に似ているため」と美化した説明もなされる。 ほかにも fossil tree (化石の木)、 Japanese silver apricot (日本の銀色の)、 baiguo (白果)、 yinhsing (銀杏)などと呼ばれる。 その他漢名 [ ] 漢名(異名)の「公孫樹」は長寿の木であり、(公)が植えると孫が実(厳密には種子)を食べることができるという伝承に基づいている。 ()では『日用本草』 にみられるように 、「 白果 (びゃっか 、 はっか )」と呼ばれることが多い。 分類学上の位置 [ ] 本種は現生ではまたは レベル以下全てでの種であるとされ、 ( または とされることも多い)・イチョウ綱 ・イチョウ目 ・イチョウ科 ・イチョウ属 に属する 唯一の現生種である。 上位分類 [ ] 「」も参照 現在、化石を含めた裸子植物はからを除いたであるとされ、この場合側系統群を認めない立場からは裸子植物門は解体されて 、イチョウ植物門 、 、 の4植物門に分類される。 本種イチョウは現生で唯一この イチョウ植物門 Ginkgophyta に属している。 イチョウはとして自由運動可能な精子を作るが、これはと共通である。 そのためソテツ類とイチョウ類を合わせてソテツ類(ソテツ綱)とすることもあった。 なお、1896年の「」以前は球果植物()のに置かれていた。 これら4分類群は形態的には大きくかけ離れているが、Hasebe et al. (1992)による分子系統解析の結果、現生裸子植物は単系統群であることが分かり 、現在これはChaw et al. (2000)などほとんどの研究 で支持されている。 裸子植物は従来、門のに置かれ裸子植物門 とされてきた が、近年では門により上位のである維管束植物門 を立てることがある。 イチョウ類はその下に ( )を除いた維管束植物である(真葉植物亜門) を置き、その下の分類群である イチョウ綱 とされる。 この綱には イチョウ目 1、 イチョウ科 1のみが属しているが、これはからに繁栄した植物群である。 いずれも現生では本種のみが属する。 下位分類 [ ] オハツキイチョウの種子 現生は Ginkgo biloba 1種のみしか知られていないが、変異が見られ、下位分類群として94が知られている。 代表的なまたは品種は以下のものである。 食用の銀杏の品種はを参照。 var. laciniata キレハイチョウ - 「切れ葉」の意。 var. variegata フイリイチョウ - 「斑入り」の意。 葉に黄白色の斑が入るもの。 var. epiphylla オハツキイチョウ - 「お葉付き」の意。 葉に種子が付くもの。 epiphylla は葉上生の意である。 var. pendula シダレイチョウ - 「枝垂れ」の意。 tubifolia ラッパイチョウ - ラッパのような筒状の葉を付けるもの。 形態 [ ] 色づいた「」(青森県) いくつもの乳根(乳柱)が発達している。 は扇形で長いを持つ()。 葉柄は3 - 8 cm、葉身長4 - 8 cm、葉幅は5 - 7 cm。 は原始的なを持ち、二叉(二又分枝)して付け根から先端まで伸びる。 中央脈はなく、多数の脈が基部から開出し葉縁に達する。 このように葉脈が二又に分かれ、網目を作らない脈系を 二又脈系 dichotomous system)と呼ぶ。 葉の上端は不規則の波状縁となり、基本的に葉の中央部はとなるが、となるものもあり 、栽培品種では差異が大きい。 若いものや徒長枝ほど切れ込みがよく入り、複数の切れ込みがあるものもある。 切れ込みのほとんどないものもあり 、剪定されていない老木では切れ込みのない葉が多い。 であり、葉の輪郭で雌雄を判別できるという俗説があるが、実際にはの観察が必要である。 葉は表裏ともに無毛。 葉の付き方は上では螺旋状にし、上では束生である。 また、落葉前の葉は鮮やかなにし 、並木道などは秋の風物詩である。 黄葉したイチョウは いちょうもみじ(銀杏黄葉)と呼ばれる。 落葉した後、翌春には古い枝から再び葉が芽吹くように見えるが、実際は葉柄が付くのに必要な長さ1 mm程度の短い枝が新しくでき、そこに新葉が付く。 ラッパのような筒状の葉を付ける ラッパイチョウなどの変異も見られる。 また、葉の縁に不完全に発達した葯または胚珠、種子が生じるを オハツキイチョウ G. biloba var. epiphylla と呼び、本種の系統を示す重要な形質だと考えられている。 天然記念物に指定されているものもあるが、あまり珍しくない。 では変種として区別する必要がないとしている。 樹木としては長寿で、各地に幹周が10 mを超えるようなが点在している。 老木になると幹や大枝から円錐形の状突起を生じることがあり、これを イチョウの乳と呼ぶ。 これは「乳根」や「乳頭」、「乳柱」ともよばれる。 若木のうちから乳を作る個体は、 チチイチョウ(乳銀杏)と呼ばれ 、古来、日本各地で安産や子育ての信仰対象とされてきた。 造園では チチノキ とも呼ばれる。 この乳はや発育を妨げられた、あるいはそれから発育した潜伏芽に由来し、内部の構造は材とは違って柔らかい細胞からなり、多量のを貯蔵している。 版で希少種 Rare に、版で(絶滅危惧II類)に評価された。 雄株の花 日本のなど、のでは 4 - 5月に新芽が伸び開花する。 裸子植物なので、受粉様式は被子植物と異なる。 まず開花後4月に受粉 した花粉は、雌花の端部の花粉室に数ヶ月保持され、その間に胚珠は直径約2 cm程度に肥大し、花粉内では数個のが作られる。 9 - 10月頃、精子は放出され、花粉室から1個の精子のみが造卵器に泳いで入り、ここでが完了する。 受精によって胚珠は成熟を開始し、10 - 11月頃に種子は成熟して落果する。 種子は、球形から広楕円形で、長さ 1 - 2 cmの様を呈する。 外種皮は橙黄色で、軟化し臭気を発する。 内皮は堅く、で、長さ約 1 cmで黄白色である。 普通は2稜あるが、3稜のものも少なくなく、子葉は2または3個。 1 kg当りの種子数は約900個である。 実生の発芽率は高い。 雌性生殖器官 [ ] 本種の雌性生殖器官( )は、の先端に通常2個の胚珠が付く構造をしている。 胚珠は柄の先端の「襟」と呼ばれる構造(退化した )に囲まれているが、ほぼむき出しの状態である。 胚珠は1枚の肉厚のがを包み込んでいて、珠皮は肉質外層、硬い石層、肉質内層の3層構造からなる。 本種の雌性配偶体やの形成過程はに類似している。 遊離による多核性段階を経て、の発達した多細胞段階になる。 造卵器は通常2個作られるが、1個から5個までの変異がある。 始原細胞は珠孔側の表皮細胞であり、並層分裂により中央細胞と第一次首細胞ができ、それがすぐに垂直分裂をして2個の首細胞となる。 雄性生殖器官 [ ] 雄性器官もの上に穂(雄花 )として形成される。 雄花は様で 、軸上に多数の付属体( )が付き、各付属体は通常2個の(葯 )を先端につける。 小胞子嚢の中の小胞子母細胞が分裂し、4分子の小胞子(核相: n)をつくる。 雄性配偶体はソテツに似ており、花粉散布時には生殖細胞、花粉管細胞、2個の細胞の4細胞性の構造をとる。 花粉が風で胚珠まで運ばれると、珠孔にできた受粉滴に付着して胚珠の内部に運ばれる。 生殖細胞は不稔細胞とに分裂し、精原細胞はもう一度分裂し2個のとなる。 花粉は分枝する花粉管を伸ばし、吸器として働く。 精子 [ ] 裸子植物のは花粉によって運ばれ、うち類や球果植物では花粉粒からを伸ばしてまで有性配偶子が運ばれるが、本種及びソテツは花粉管から自由運動可能な精子が放出されて受精が行われる。 1895年、(現、)理科大学植物学教室の助手が、種子植物として初めてをもって遊泳するイチョウの精子を発見した。 平瀬は当時、ギンナンの内部にあった生物らしきものをと考えたが、当時助教授であったに見せたところ、池野は精子であると直感したという。 その後の観察で、精子が花粉管を出て動き回ることを確認し、平勢は(明治29年)に発行された『』第10巻第116号に「いてふノ精虫ニ就テ」 という論文を発表した。 裸子植物であるイチョウが被子植物と同じように胚珠(種子)を進化させながら、同時に雄性生殖細胞として原始的な精子を持つということは、進化的に見てとの中間的な位置にあるということを示している。 この業績はの以降、欧米に学んで近代科学を発展させようとした黎明期において、世界に誇る研究として国際的にも高く評価された。 後年、平瀬はこの功績によってを授与されている。 は、当時植物園教室は内にあり、身近にイチョウが植えられて研究材料として簡単に利用できる状態であったということが、この研究の一助となったとしている。 精子の発見された樹は樹高25 m、直径約1. 5 m の雌木であり、今日も小石川植物園に現存している。 分布と伝播 [ ] 耐寒耐暑性があり、強健で抵抗力も強いので、日本ではからまで広く植栽されている。 ではから、ではからの中・高緯度地方に分布し、極地方やには栽植されない。 自生地は確認されていないが中国原産とされる。 中国でも10世紀以前に記録はなく 、古い記録としては、が『欧陽文忠公集』()に書き記した珍しい果実のエピソードが確実性の高いものとして知られる。 それに先立ち、現在の中国付近に自生していたものが、初めに当時の王朝の都があったに植栽されたという李和文による記録があり、中国でイチョウが広くみられるようになったのは、それ以降であるという説が有力である。 中国の安徽省およびには野生状のものがあり、他の針葉樹・広葉樹と混生して森林を作っている。 その後、などに盛んに植えられ、日本にも薬種などとして伝来したとみられるが、年代には・説、・説、説、説など諸説あるものの、憶測や風説でしかないものも混じっている。 やの王朝文学にも記載がなく、の大銀杏(「隠れイチョウ」)を根拠とする説も根拠性には乏しいため、1200年代までにはイチョウは日本に伝来していなかったと考えられている。 により頃に書かれた問答式の辞書『』には『』()にも記述がないとある。 (3年)に当時ののから日本のに航行中に沈没した の海底遺物のなかからイチョウが発見されている。 頃に成立したとみられる『』が文字資料としては最古と考えられる。 そのため、1300年代ににより品としてギンナンが伝来したと考えられる。 のの日記『』()には銀杏の木について 、室町時代の国語辞書『』()にも樹木として記載がある。 また、15世紀の『新撰類聚往来』 には、果実・種子としての銀杏(イチャウ)が記載されている。 室町中期にはイチョウの木はかなり一般化し、1500年代には種子としても樹木としても人々の日常生活に深く入り込んでいったと考えられる。 幹周 8m 以上の巨樹イチョウの日本列島における分布は、東日本89本(雄株81・雌株8)、中部日本21本(雄株15・雌株6)、西日本50本(雄株24・雌株26)となっている。 には、ケンペルが長崎から持ち帰った種子から始まり、オランダのやイギリスので栽培され、開花したという。 ごろには生樹がヨーロッパに導入され 、にはドイツをはじめヨーロッパ各地での植栽が進み、にはが『銀杏の葉 』と名付けた恋愛詩を記している。 利用 [ ] 木材 [ ] イチョウの年輪 木材としての知名度は低い。 組織はのものと似ている。 材は黄白色で、心材と辺材の色の差はほとんどない。 早材と晩材の差が少ないため、年輪ははっきりとせず材のようであり、材は緻密で均一、柔らかいため加工性に優れる。 肌目は精で、木理は通直で、反曲折裂および収縮が少なく、歪みが出にくい良材である。 木材の中に異形細胞をもち、その中に金平糖型のを含む。 気乾比重は0. 55で、やや軽軟で、耐久性は低い。 器具・建具・家具・彫刻 、カウンターの天板・構造材・造作材・水廻りなど広範に利用されており、やにも適材とされる。 ただし、に比べ音が良くないため評価は低い。 その他、古くは鶏屋のに好まれた。 用材はほかにの裁ち板としても使われる。 植栽 [ ] イチョウの盆栽 土地を選ばず生育し、萌芽力がさかんで、病虫害が少なく、強いにも耐えるため、庭園樹、公園樹、街路樹、防風樹、防火樹などとして植栽される。 日本では庭園や公園に植栽されたり 、寺社のにも多く植えられる が、大規模な造林地になっているものはない。 古い社寺の境内には樹齢数百年を経たと称される「大銀杏」が多くみられる。 外国の植物園でもよく見られる。 にも利用される。 盆栽は実生または挿し木によって作られる。 はよく盆栽につくられる。 高木になるため庭木としての利用は少ないが、成長が遅いチチイチョウは庭木としても用いられる。 また、樹皮が厚く、コルク質で気泡があるため、耐火力に優れているとみなされ、防火植林に用いられる。 のに多く植えられた。 のの際には延焼を防いだ例もあったため、防災を兼ねて次項で記載する街路樹にイチョウが多く植えられるようになったという。 これを提案したのは造園家のであったことが、2019年12月27日放送の『』で取り上げられた。 街路樹 [ ] 病害や虫害がほとんどなく 、黄葉時の美しさ と、や、火災に強いという特性 から、街路樹としても利用される。 2007年のの調査によれば、として57万本のイチョウが植えられており、樹種別では最多本数。 東京都のや、大阪市の街路樹 などが、銀杏並木として知られている。 大阪を代表する御堂筋のイチョウ並木は、時点で樹齢約50年、867本(うち雌株111本)あった。 雌株では秋期に落下した種子(銀杏)が異臭の原因となる場合があるので 、街路樹への採用にあたっては、果実のならない雄株のみを選んで植樹される場合もある。 移植は容易で、大木であっても移植することができる。 対馬にある琴の大イチョウ 日本には樹齢1,000年以上と称されるイチョウの巨樹が各地にある。 そのため、と同様に天然記念物に指定され保護されているものも多い。 の項も参照。 のイチョウ並木 - 東西約380 mに亘り植えられている70本のイチョウ並木• - 前にあるイチョウ並木。 北海道最古の街路樹で、1925年に東京から運ばれた樹齢19年のイチョウ32本が植樹され、29本が現存している。 日本一の(青森県) - 高さ約31 m、幹回り22 m、樹齢1000年以上 (環境省の公表は300年以上)。 (青森県十和田市)• (岩手県久慈市)• 今宮神社の大銀杏(栃木県さくら市氏家) - 推定樹齢700年。 (宇都宮市)• (水戸市) - 11月に「いちょうまつり」が開かれる。 東京・前のイチョウ並木 - 11月~12月初旬に「神宮外苑いちょう祭り」が開かれる。 のイチョウ並木• 東京都のイチョウ並木() - 追分交差点付近から高尾駅前にかけ763本のイチョウが植えられている。 1979年以降、11月に「八王子いちょう祭り」が開催されている。 (神奈川県横浜市)のイチョウ並木• (神奈川県鎌倉市)の大銀杏 - 7年()の暗殺の際、が大銀杏に隠れていたという伝承(「隠れイチョウ」)がある。 この伝承は(頃)の『』での創作であると考えられている。 に強風で倒伏し 、境内に移植・保管された。 (鎌倉市)の大銀杏 - 高さが25 m、胴回りが10 mの大木で、樹齢は900年と伝わる。 (富山県氷見市)• (岐阜県高山市)• のイチョウ並木(大阪市)- 大阪市指定文化財、2014年現在で972本のイチョウが植えられている。 金言寺(島根県)の逆さイチョウ - 近くの水田に樹影が映ることから、こう呼ばれる。 (徳島県上坂町) - 国のに指定されている。 葉が黄に色づく秋にはされるイチョウも多い。 (長崎県対馬) - 1500年前に百済から伝えられたと称される樹高23 m、幹周13 mもある巨樹。 食用 [ ] イチョウの葉や種子は古くから薬用に利用され、中国の『』や『』に遡る。 健康な一般成人では、イチョウは適切な量であれば食用として安全である。 しかし生もしくは加熱したイチョウ種子は、有毒であり深刻な副作用を起こす可能性がある。 種子 [ ] ぎんなん(生) 100 gあたりの栄養価 717 kJ 171 kcal• イチョウのは、 銀杏 (ぎんなん)といい、硬い内種皮(殻)の中に含まれる(さね、核、仁)が食用となる。 実と説明されることもある が、 ではない。 これを食用とするのは日本や中国など、における習慣である。 これは中国の図書である『紹興本草』()にも記載される。 薬用(漢方)として利用されていたことが、代のがに著した『』に記されている。 鎮咳作用があるとされる。 仁は直径1 cm程度の紡錘形 で、新鮮な状態ではのの存在により緑色を呈するが、収穫後は殻付きで保存しても常温に置くと短期間のうちに黄色に褪色化する。 加熱により半透明の鮮やかな緑色になるが 、加熱を続けると微酸性である死んだ細胞の内容物との作用でクロロフィルのがはずれ、黄褐色のとなる。 やなどなどの具に使われたり 、煮物や鍋物、、など広汎な料理に用いられ 、のとしても用いられる。 和食料理のあしらいとして欠かせない食材で、殻は割り、渋皮は弱火で炒るか、ゆでるときれいにむける。 韓国では、でも炒った銀杏を販売している。 加工品としてはやオリーブ油漬、水煮などの瓶詰や缶詰が売られている。 が豊富に含まれ 、モチモチとした食感と独特の歯ごたえがある。 ほかにもや、、、やも含有している。 ただ、独特の苦味 および外種皮には悪臭 がある。 秋の食材 だが、加熱して詰めにした商品は年中手に入る。 銀杏は古くはの凶作時の備蓄食糧に使われたといわれており、今日では日本全土で生産されているが、特に愛知県(旧:)は銀杏の生産量日本一である。 ぎんなん採取を目的としたイチョウの栽培は(11年)、祖父江町にがのちの「久寿(久治)」となるイチョウ苗を植えたことに始まるとされる。 愛知県ではぎんなん収穫用に畑で低く仕立てられ、栽培される。 佐賀県でものでからの転作としてよく栽培される。 ぎんなんの収穫を目的とした栽培品種があり、大粒晩生の「」、大粒中生の「久寿(久治)」、大粒早生の「喜平」、中粒早生の「金兵衛」、中粒中生の「栄神」などが主なものとして挙げられる。 「藤九郎」は(旧)、「久寿(久治)」「金兵衛」「栄神(栄信)」は愛知県稲沢市(旧祖父江町)、「長瀬」は愛知県発祥の品種である。 熟すと肉質化した外種皮が異臭を放つ。 異臭の主成分は下記の皮膚炎の原因となるである。 異臭により、などの動物は食べようとしないが、は食べると言われている。 この外種皮を塗るとが取れるとする薬効が『』()にある。 旬に先走って収穫される「」のぎんなんは、に似た鮮やかな緑色を呈し、やわらかく匂いも少ないことから通常の時期に収穫されるものより高級とされる。 また銀杏にはが含まれ、 属の糸状体に対して強力な殺菌活性を有しながらも、毒性を示さない極低濃度では明瞭な分化誘導活性を示す。 銀杏とココナッツを甘く煮た中国のデザート 毒性 [ ] イチョウの種子は皮膚炎及び食中毒を起こすことが知られている。 の『』にはすでに銀杏に毒性のあることが記載されている。 銀杏中毒になる危険性があるため、日本では「歳の数以上は食べてはいけない」という言い伝えがある。 皮膚炎 外種皮には乳白色の乳液があり、それにはを誘発するやといった(ギンゴール酸)と呼ばれるアルキルフェノール類の脱炭酸化合物を含んでいる。 これはのと類似し、などのを引き起こす。 イチョウの乾葉は、などに対するとして用いられる。 これは、ギンコール・ギンコール酸が葉にも含まれているからである。 食中毒(銀杏中毒 ) 食用とする種子にはの類縁体 4'-O-methylpyridoxine, MPN が含まれている が、これはビタミンB 6に拮抗して(抗ビタミンB 6作用)ビタミンB 6欠乏となりの生合成を阻害し、まれになどを引き起こす。 銀杏の大量摂取により中毒を発症するのは小児に多く、成人では少ない。 小児では7個以上、大人では40個以上の摂取で発症するとされる。 前後などの食糧難の時代に中毒報告が多く、大量に摂取したために死に至った例もある。 1960年代以降銀杏中毒は減少に転じ、1970年代以降死亡例はない。 上記の通りビタミンB 6欠乏により中毒が起こるため、食糧事情の改善に伴う栄養状態の改善により減少したと考えられている。 症状は主に、、等の症状および、、や等の症状で、加えてや、呼吸促拍等の症状も報告されている。 イチョウ葉の薬理効果 [ ] ギンコライドの構造式 イチョウ葉には、、類が含まれる。 主要なフラボノイド成分は、、であり、このうちイチョウ葉エキスのビフラボン含有量は僅かである。 ビフラボンは、アメントフラボンの誘導体である、、、、が含まれている。 フラボノール及びフラボノールは約20種が含まれており、主要なは、、、などで、配糖体の糖部に多いのは、、などである。 テルペノイドにはともにイチョウに特有な物質であるおよびがあり、イチョウ葉エキス中には前者2. ギンコライドはを持ち、6個のからなる「籠型構造」を有するである。 これまでにギンコライドA、ギンコライドB、ギンコライドC、ギンコライドJ、ギンコライドMの5種類が見つかっている。 ただしこのうちギンコライドMは根皮のみから見つかっている。 ビロバライドも tert-ブチル基を持つが、4個の5員環を持つである。 アルキルフェノール類であるギンコール酸は葉にも含まれる。 ギンコール酸はヒトのに対する増殖抑制作用が知られている。 生理作用 [ ] イチョウ葉エキスの生理作用は主に抗酸化作用と抑制作用、神経保護作用、抗炎症作用であり、その他、改善作用、血圧上昇抑制作用、血糖上昇抑制作用の報告もある。 イチョウ葉エキス中のフラボノイド類には、過酸化、凝集、炎症反応などに関係するやの消去作用、血小板凝集の阻害効果、炎症細胞からの活性酸素産生の抑制作用が認められる。 イチョウ葉エキスEGb761は、、に対して消去作用を示すことが知られている。 また、イチョウ葉エキスの中のBは特異的なの阻害物質ということが確認され、やの予防の効果が期待されている。 有効性 [ ] 中国では古くから薬用に用いられていたが、イチョウ葉エキスが現代医学において効果があると示されたのは1960年代、の製薬会社で開発されたイチョウ葉エキスが脳や末梢の血流改善に使用されたことに端を発する。 ただし中国でもイチョウ葉を薬用とするようになったのはおそらく朝以降であると考えられている。 『』には胸悶心痛や激しい動悸、痰喘咳嗽、水様の、を治すとある。 EGb761を用いたにおいて、の改善、の改善、眩暈や、頭痛など脳機能障害の改善、の解消などの有効性が報告されている。 しかしによる高齢者3,000人を対象とした研究では、イチョウにはもしくは認知機能低下の予防や緩和には役に立たないとされている。 抽出 [ ] 日本と欧米では製造方法が異なり 、日本では健康食品として使用されるための規制により、抽出が行われるが、欧米では抽出が行われている。 欧米のアセトン抽出によるイチョウ葉エキスはEGb761というコードネームがつけられ、この薬理学研究は多数行われている。 イチョウ葉エキスで特定されている成分は、含量がエキス全体の半分にも満たないフラボノイドやテルペノイドなどであるため、フラボノイドやテルペノイドなどの含有量が同じであってもアセトン抽出品とエタノール抽出品が同等かどうかの判断はできない。 雑誌などでイチョウ葉茶の作り方が掲載されることがあるが、イチョウ葉を集めてきて、自分で調製したお茶にはかなり多量のギンコール酸が含まれると予想され、推奨されない。 6 - 3. 8 - 3. しかし、同協会の認証を受けていない商品についてはそういった基準はない。 なお、イチョウ葉は日本からやへ輸出されている。 日本では、イチョウ葉を素材とした健康食品は食品として流通している が、医薬品として認可されておらず、であるため効能を謳うことはできない。 しかし、消費者に対し過大な期待を抱かせたり、で問題となるような広告も散見される。 のレポートによると、物質であるギンコール酸、有効物質であるテルペノイド、フラボノイドの含有量には製法と原料由来の大きな差がみられる。 また、「お茶として長時間煮詰めると、ドイツの医薬品規格以上のギンコール酸を摂取してしまう場合がある」とし、異常などが表れた場合は、すぐに利用を中止し医師へ相談するよう呼び掛けている。 副作用 [ ] イチョウ葉エキスの摂取による副作用として、まれに軽度の胃腸障害、頭痛、アレルギー性皮膚炎が知られる。 240 mg以上のイチョウ葉エキスの摂取や医薬品規格を満たさないものの接種では、安全性は明確になっていない。 また、出血傾向も認められる。 まれな副作用としては、、、吐き気、、、などが報告されている。 相互作用 [ ] イチョウ葉エキスには血液の抗凝固促進作用があり、など抗凝固作用を持つ薬との併用には注意を要する。 分泌にも影響を及ぼすため、患者が摂取する場合は医師と相談した方がよい。 また、抗うつ剤やで代謝されやすい薬(CYP2C9、CYP1A2、CYP2D6、CYP3A4の基質となる医薬品 )も相互作用が生じる可能性がある。 原因は明らかでないものの、とイチョウ葉エキスを摂取した高齢の患者が、昏睡状態に陥った例も報告されている。 利尿剤との併用により、高血圧を起こしたとの報告も1例ある。 社会や文化とのかかわり [ ] 伝承・民俗 [ ] イチョウは日本ではやなどに多く植栽され、全国的に、に植えるのはどちらかといえば忌み嫌われる傾向にある。 (山梨県身延町) イチョウに関しては多くの伝承が伝わっている。 「杖銀杏」とは、や、といった高僧・名僧が携えた杖を地面に刺したものが成長し、根を張り、枝葉を生じたというもので、の「」(国指定)、の「」(国の天然記念物)などはその一例である。 また、しばしば見かける「逆さ銀杏」とは枝葉が下を向いて生えることを称しており、「善福寺のイチョウ」「上沢寺のイチョウ」のほか、の「の逆さイチョウ」(京都市天然記念物)などが有名であるが、それ以外にも全国各地に点在している。 古いイチョウの樹に生じる気根にふれたり、気根を削って煎じたものを飲んだりすると乳の出がよくなるという「乳イチョウ」の古木も全国各地にみられる。 ののイチョウやの「苦竹のイチョウ(姥銀杏)」(宮城県天然記念物)、の「上日寺のイチョウ」(国の天然記念物)、の「の乳イチョウ」(千葉県天然記念物)が特に知られている。 青森県の「」(国の天然記念物)は「垂乳根(たらちね)の公孫樹」とも呼ばれて崇敬されてきた樹で、母乳の不足する女性が青森県内はもとよりやからも願掛けに訪れ、気根にお神酒と米を供えて祈る風習が半ばまで続いていたといわれる。 の(国の天然記念物)も「乳イチョウ」で、これは神社名の由来になった樹木であり、である。 ここでは気根の先を白紙で結んでおくと病気平癒や乳の出がよくなるといった御利益があると信じられてきた。 「子授け銀杏」には、東京都境内のイチョウが知られ、その木を女性が抱き、その葉や樹皮を肌につけると子宝が授かるという伝承がある。 「泣き銀杏」には、ののイチョウが有名で、弘法寺1世が養父の勘当を受けて、この木の周りを泣きながらしたという伝承に由来する。 各地の「泣き銀杏」の伝承には、さまざまなタイプがある。 世相・社会 [ ] 年間、の拡幅工事が実施されてイチョウの木が伐採されようとしたとき、造園家のが「私の首をかける」として伐採に反対したのが、の内にある「」である。 日比谷公園は、に本多によって造園され、イチョウは25日かけてレールを用いて同地に移植された。 のは、のさなかの(昭和43年)、在学中に、のポスターに「とめてくれるなおっかさん 背中のいちょうが泣いている 男東大どこへ行く」というコピーを打っている。 それは、背中に銀杏のを風に描いた風の男のセリフであり、で書かれたものであった。 イチョウは火災に強く、生命力が旺盛なところから「復興のシンボル」とされることがある。 千代田区の「」はのにともなう周囲の火災から唯一焼失を免れた個体であり 、のもので被災し、いったんは焼け焦げたものの、翌春に芽吹いたものである。 文学・詩歌 [ ] 世界的には上述したように、ドイツのの恋愛詩「銀杏の葉」 Gingo biloba(1815) (『』「ズライカの書」所収)が知られるが、のに『いてふの実』という作品がある。 としては、次の歌が有名である。 金色のちひさき鳥のかたちして銀杏ちるなり夕日の岡に ・との合著詩歌集『』に収載されている短歌である。 何百、何千というイチョウの葉が夕日のなかを舞い散るさまは、まるで、おびただしい数の鳥が飛び交うようだという、きわめて鮮やかな視覚的イメージを読者にあたえ、上句よりどこか童画のような印象も呼び起こされる秀歌である。 においては、「銀杏(ぎんなん)」のは秋である。 また、「銀杏散る(いちょうちる、いてふちる)」「銀杏黄葉(いちょうもみじ、いてふもみぢ )」はともに晩秋の季語 、「銀杏落葉(いちょうおちば、いてふおちば)」は初冬の 、「銀杏の花」は晩春のそれぞれ季語となっている。 晩秋に黄葉して、それが散って路面に敷かれると、あたりがたいへん明るくなり、それを詠んだ句もある。 の大銀杏 の一つは、別名「 銀杏城 (ぎんなんじょう)」と呼ばれている。 これはが熊本城を築城した際、の傍にイチョウが植えられたためとされる。 現在生えているイチョウは二代目である。 これが機縁となっての木は銀杏となっており、熊本市は「銀杏の都」と呼ばれることがある。 のにもイチョウが用いられており 、熊本市にはかつてという私立短期大学もあった。 かつてで運行していた「」(475系急行) 、2018年11月30日まで-熊本間を運行していた「」 などは、それに由来する。 姓氏 [ ] (下鴨神社)のとして知られる日本の姓氏に 鴨脚 (いちょう)氏がある。 期にに仕えたなどが知られる。 また 銀杏 (いちょう、ぎんなん、ぎんな)氏という姓氏もある。 家紋 [ ] 銀杏鶴 イチョウの葉を象った紋所は「 銀杏 (いちょう)」として古くから用いられた。 では、ののみが用いており、当主が十六葉、嗣子が十二葉、庶子が六葉、一門が八葉の銀杏を図案化した紋を用い、家臣に賜与するものには三葉を用いるなどの規則があった。 では、のであったが「丸に三つ引両」とともに「三つ銀杏」を使用した。 また、の末裔を称し、に仕えたが「銀杏の二葉」だったとの記録がある。 のでは、間部・大石氏のほか、岸・土方・林・町田・大柴・渋江・水島・森・平田・藤野・竹村・坪内・大岡・青木・大熊・長谷部の諸氏が銀杏紋を用いた。 なお、『日本紋章学』には、がを家紋とする以前は銀杏紋を家紋としていたのではないかという見解が記されている。 ユニークなものでは、銀杏の葉を飛んでいるの形に図案化した 銀杏鶴 (いちょうづる)という紋所が知られ、の小屋の定紋となっている。 髪型 [ ] 女性の髪の結い方で、 (もとどり)を二分し、左右に曲げてそれぞれ輪を作り毛先を元結で根に結んだ髪型を (いちょうがえし)と呼ぶ。 この髪型は江戸中期から少女の髪形として行われ、明治以降は中年向きの髪形となった。 また、のの先を銀杏の葉の形に広げたものを (いちょうまげ、いちょうわげ)と呼び、この髷の中にまたは紫の無地のを巻き込んだものを (いちょうくずし)と呼ぶ。 ただし、銀杏髷は江戸時代の男性の髷である銀杏頭 (いちょうがしら)のことを指すこともある。 これは二つ折りにした髻のを銀杏の葉のように広げたものである。 の結い方で、髷の刷毛先を銀杏葉形に大きく広げた結い方を (おおいちょう)と呼び、現在ではで十両以上の力士が行う。 銀杏形 [ ] イチョウの特徴的な葉の形を 銀杏形 (いちょうがた)といい、上記の紋所や髪型の呼称として親しまれてきた。 ほかにも特徴的な葉の形になぞらえ、様々なものの命名に用いられてきた。 たとえば、野菜を縦十文字に四つ割りにすることを (いちょうぎり)という。 また、末広のの足を 銀杏脚 (いちょうあし)、末広のの歯を 銀杏歯 (いちょうば)という。 雄の , の両脇の羽はイチョウの葉に似るため「 銀杏羽 (いちょうば)」と呼ばれる。 イチョウの名を冠した生物 [ ] 所沢市のマンホールに描かれたイチョウの葉• 茨城県:• 栃木県: 、• 群馬県: 、• 埼玉県: 、 、 、 、• 千葉県: 、• 東京都: 、 、 、 、 、 、 、• 神奈川県:• 静岡県:• 大阪府: 、• 奈良県:• 岡山県:• 山口県:• 高知県:• 福岡県:• 佐賀県:• 熊本県: 特別区の木 [ ]• 東京都: 町の木 [ ]• 青森県:上北郡 - 七戸町には 銀南木 (いちょうのき)という地名がある。 同名の推定樹齢700年のイチョウが県天然記念物に指定されている。 山形県:東村山郡• 栃木県:河内郡 、塩谷郡• 群馬県:北群馬郡• 埼玉県:秩父郡• 兵庫県:佐用郡• 岡山県:久米郡• 徳島県:板野郡 、名西郡• 福岡県:遠賀郡 、三潴郡 、八女郡 、田川郡 、 、• 宮崎県:北諸県郡 、児湯郡 村の木 [ ]• 福島県:西白河郡• 長野県:下伊那郡• 熊本県:球磨郡• 福島県:河沼郡 行政区の木 [ ]• 愛知県: 大学の木 [ ] ドイツ環境財団(DUS)のロゴマーク• () - に設立された環境と自然保護を目的とするコミュニティ財団で同趣旨のものとしては最大最古。 本部は(設立当時は)。 イチョウ葉をロゴマークとしている。 日本国外の自治体 [ ]• 道: 、 、• 区: 、 、 、 、 、 、• 市: 、 、 、 、 、 、 、 、、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、• 郡: 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 、 脚注 [ ] [] 註釈 [ ]• 形態的には幅広い葉を持つ木を指し、具体的には被子植物の双子葉類の樹木を意味する。 現在はどちらもの東洋収蔵品 the Oriental Collections に所管されている。 ケンペルの日本語の他の語彙の綴りには他にも「きょう」を含むものもあり、これによっても示される。 ケンペルの日本語の語彙の表現は、ある音素では表記揺れが激しく、短母音と長母音の大きな違いを明らかに見落としていた。 例えば、ケンペルがドイツ語の発音になかった 「じ」や「じゃ」という日本語の発音を区別するのは難しく、出島にいたほかの西洋人と同じようにある音素を無視するか、不正確だが母国語と似ていると思った音を当てる傾向があった。 ときにケンペルは西洋人の高度な外国語学習者でも難しかった「きょ」と「きよ」という発音の区別ができていた。 では「銀杏」の読みとして「ギンキョウ」「イチョウ」「ギンナン」が挙げられているが、その他の読みはない。 また、では「いちょう」「ぎんなん」のほかにとして「ぎんな」の読みを挙げているが、その他の読みはない。 「」にはとして「キョウ」、として「コウ」、として「ギョウ」、として「アン」の読みがある。 、呉瑞。 原版は現存せず、1525年の重刊八巻本がに所蔵されている。 によれば、(青森県深浦町)が日本有数の巨木で、地上約1. 3 mの位置での幹周が22 mを超えている。 池野成一郎自身は、1896年 、ソテツの精子を発見している。 1975年に沖で発見された。 それに加え、大阪市公園部で街路樹として管理しているイチョウは、1964年5月時点で847本であった。 ただし、多くの植物が詠まれているなどの古典にはイチョウに相当する植物の記述はなく、また成長が著しく速いため、その多くは古くても、樹齢 600 - 700年 程度だと考えられている。 たとえば、、、、など。 清正は、でので食料不足に苦しんだ経験にもとづき、籠城の際の食料確保のために銀杏を植えたといわれることもあるが、俗説である可能性も高い。 宮河町にある 鴨脚家庭園 (いちょうけていえん)は(平成18年)に第24回京都市に指定された、賀茂御祖神社の祝の現存する唯一の屋敷に設けられた庭園である。 沼田が根拠としたのは、のにある(の父)の墓所の玉垣の内外に「剣銀杏紋」が付されていること、の安国殿(家康廟所)に家康遺愛の神木として銀杏が植えられていることなどである。 この他、座布団10枚の景品としてで拾った銀杏が進呈されたことがある(1994年10月30日放送分・獲得者は)。 かつてイチョウを「市町村の木」指定していた自治体は以下の通りである。 現在は合併などにより、消滅している。 北海道檜山支庁爾志郡、青森県上北郡・、 宮城県・栗原郡・登米郡・、秋田県仙北郡・・、山形県東田川郡、福島県南会津郡、茨城県行方郡、埼玉県:北埼玉郡、新潟県東頸城郡・西頸城郡、岐阜県土岐郡、愛知県中島郡、 滋賀県坂田郡、岡山県真庭郡 、広島県比婆郡、高知県香美郡、福岡県鞍手郡・朝倉郡、大分県大野郡・・日田郡・下毛郡・宇佐郡、宮崎県東諸県郡。 出典 [ ]• 1998年. 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銀杏はフライパンで殻剥き出来る!?簡単にフライパンで出来る銀杏レシピ

銀杏 いり か た

では銀杏の正しい読み方は、「いちょう」「ぎんなん」どちらなのかを見ていきましょう。 結論から言ってしまうと、 銀杏の正しい読み方は「いちょう」「ぎんなん」の両方になります。 もともとはそのまま「銀杏(ぎんあん)」と読まれていましたが、 「ぎんあん」という読み方がなまって「ぎんなん」となり、いまでも「ぎんなん」が定着したそうです。 そして 銀杏を「いちょう」「ぎんなん」のどちらで読むかによって意味が異なります。 熟字に訓読みをあてた読み方だから、熟字訓(じゅくじくん)です。 訓読み(日本由来)はそれだけで意味が分かる読み方が多く、音読み(中国由来)はそれだけでは意味が分からないものが多いです。 そして熟字訓は熟字(2字以上)に読み方があてられているため、 漢字単体に読み方が振り分けられているわけではありません。 ですので漢字(1字)の訓読みのようにその熟字(2字以上)だけで、 意味が伝わるように読み方があてられているものが熟字訓というわけなんですね。 熟字訓と言われる読み方は特殊で、あらかじめその言葉の読み方を知っていなければ、読み方が分からないものがほとんどです。 次の章で銀杏の意味について解説していきます。 2.銀杏の意味について では銀杏の意味について見ていきましょう。 まず 銀杏(いちょう)は「イチョウ科の落葉高木(らくようこうぼく)のこと」の意味として用いられています。 見たことがあるという人も多いと思いますが、「いちょう」の葉は扇形(おうぎがた)で秋になると黄葉します。 そして 銀杏と書いて「ぎんなん」と読むと、「いちょうの実のこと」を指します。 ちなみに「銀杏(ぎんなん)」は臭いことでも有名ですが、実は食べると意外と美味しいみたいです(私は食べたことはありません)。 食べるのは「銀杏(ぎんなん)」の果肉部分ではなく、果肉の中にある種子の部分になります。 (臭いがキツいのは果肉の部分です) ただし「銀杏(ぎんなん)」には中毒物質が含まれており、 一度に食べ過ぎると嘔吐・消化不良・呼吸困難などの中毒症状を起こす可能性があります。 ですので美味しいからと言って食べ過ぎには注意してください。 スポンサーリンク.

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