炭治郎 鬼化。 鬼滅の刃 201話最新ネタバレ速報 炭治郎まさかの鬼化

【鬼滅の刃】炭治郎の鬼化は最初から決まっていた?全伏線まとめ

炭治郎 鬼化

炭治郎が最強の鬼の王になる!? 死にゆく無惨は、自分の誕生した日のことを思い出します。 無惨にはいつも死の影がピタリと張りついており、母親の腹の中で何度も心臓が止まり、生まれた時には死産と言われ、脈もなく呼吸もしていませんでした。 火葬にされる瞬間、もがいて、もがいて、無惨は初めて産声を上げます。 その後は、無惨が強く念じたことは必ず叶え実行してきましたが、一個体にできることは限界がありました。 産屋敷(うばやしき)の言ったことは、正しかったと認めざるを得ないと無惨は回想します。 生き物は例外なく死に、想いこそが永遠であり不滅。 確かにそうだった。 殺した人間など誰一人覚えていない。 肉体は死ねば終わりだが、想いは受け継がれ決して滅ばず。 自分すらも打ち負かしたという事実に、感動で涙を流し震える無惨。 自分の肉体は間もなく滅びることを自覚している無惨は、自分の想いも不滅で永遠だと言い、吸収した炭治郎に想いの全てを託すことを考えます。 炭治郎の呼吸も心臓も停止していますが、細胞の全ては死滅しておらず、まだ生きている、間に合うと無惨。 自分の血も力も全て注ぎ込み、もしも即死を免れ生きることができたなら、炭治郎は陽の光をも克服し、最強の鬼の王となるだろうと無惨は確信します。 炭治郎が最強の鬼の王になる理由として、禰豆子(ねずこ)と血を分けた兄であり、あの化け物(縁壱【よりいち】)と同じ呼吸を使うことができた、唯一無二の人間。 無惨は、炭治郎は死なない、炭治郎を信じると言います。 そして、自分の夢を叶えてくれ、お前が自分の代りに鬼狩りを滅ぼせと、全てを炭治郎に託します。 完全鬼化で復活した炭治郎 正座したまま死亡している炭治郎。 周りでは冨岡や「隠(かくし)」達が炭治郎の死を悲しんでいます。 その時、炭治郎の目が開きます。 無惨にやられた右目も治っており、顔の腐敗も小さくなり綺麗になっていきます。 ただ、瞳が無惨と同じ鬼の目をしています。 炭治郎が生き返ったことに、一瞬、皆があっけにとられていると、炭治郎の左腕が再生します。 そのまま再生した左腕で「隠」の一人を殺そうとしますが、間一髪、冨岡が炭治郎の攻撃から「隠」を助けます。 別の「隠」は、炭治郎?なんで?と驚きますが、ヨダレを垂らし、鬼の爪になり、完全鬼化で復活した炭治郎。 炭治郎は近くにいる別の「隠」に攻撃し、離れろ!と叫ぶ冨岡。 その時、陽の光を浴び、咄嗟に両腕で顔を隠す炭治郎ですが、両腕は陽の光で焼けています。 冨岡は動けるもの全員に、武器を取って集まれ!と叫びます。 炭治郎が鬼にされ、太陽の下に固定して焼き殺す、人を殺す前に炭治郎を殺せ!と叫ぶ冨岡。 善逸、伊之助は冨岡の叫びを聞いていますが、実弥(さねみ)は寝ています。 日陰へ隠れようとする炭治郎ですが、冨岡が刀を炭治郎に突き刺し、日陰へは行かせないようにします。 一瞬遅れていたら、炭治郎は間違いなく「隠」を殺していた、頼むから炭治郎のまま死んでくれと願う冨岡。 陽の光で顔も焼けはじめた炭治郎ですが、突然、陽光(ようこう)焼けが止まります。 太陽を克服したことに驚く冨岡。 その隙に炭治郎は冨岡を殴ります。 鬼化した炭治郎と戦う鬼殺隊 炭治郎は、さらに二発目を冨岡に食らわせようとしますが、伊之助が炭治郎を攻撃して止めます。 何してんだー!と叫ぶ伊之助。 半々羽織り(はんはんばおり)だぞ、仲間だぞ!と伊之助は言い、善逸も「隠」に肩を借りながら駆けつけますが、完全に鬼化した炭治郎には言葉が通じていません。 炭治郎の姿に無言で呆然とする伊之助。 善逸も、嘘だろ・・・と信じられない様子。 もうみんなボロボロで戦えない、こんなのあんまりだ、禰豆子(ねずこ)ちゃんはどうするんだよと、善逸は涙を流しながら言います。 炭治郎は伊之助に飛びかかり、伊之助も反撃します。 伊之助は炭治郎と善逸と一緒に過ごした日々を思い出します。 俺たちは仲間だからさ、兄弟みたいなものだからさ、誰かが道を踏み外しそうになったら、皆でとめような。 どんなに苦しくても、つらくても、正しい道を歩こう。 善逸は、炭治郎にやめるよう叫び、伊之助は、自分が斬る、止めると決意しますが、炭治郎の笑顔を思い出す伊之助。 (伊之助、これも食べていいよ) 伊之助の刀が炭治郎の首まで迫りますが、自分には斬れないと涙を流す伊之助。 そんな伊之助に、炭治郎の爪が容赦なく迫ります。 鬼滅の刃のアニメと漫画の最新刊が無料で読める!? 鬼滅の刃のアニメと漫画の最新刊を無料で読めるのをご存知ですか? その方法とは、 U-NEXTという動画配信サービスを活用する方法です。 U-NEXTは、日本最大級の動画配信サービスで、160,000本もの映画やアニメ、ドラマの動画を配信しているサービスですが、実は電子書籍も扱っています。 (マンガ22万冊、書籍17万冊、ラノベ3万冊、雑誌70誌以上) U-NEXTの31日間無料トライアルに登録すると、 「登録者全員に電子書籍が購入できる600円分のポイント」が配布されます。 このポイントで鬼滅の刃の最新刊を 1冊無料で読むことができます。 最新刊ではなく、鬼滅の刃公式ファンブック「鬼殺隊見聞録」を購入するという 選択肢もあります。 「鬼殺隊見聞録」は940円なので、無料にはなりませんが安く購入することは可能です。 最新の配信状況は U-NEXTサイトにてご確認ください。 鬼滅の刃201話の感想 最悪の展開になりました。 あの優しい炭治郎が、ジャンプ史上一番優しいとまで言われている炭治郎が、まさか完全鬼化で復活とか、残酷すぎる。 途中、無惨が改心したのかな?と思いましたが、鬼狩りを全滅させるという、自分の夢を叶えるために炭治郎を復活させただけでした。 自分が受け継がれた想いでやられたのなら、自分の想いも受け継げるということでしょうか。 しかも、炭治郎なら最強の鬼の王になれると確信しており、事実、復活した炭治郎は太陽を克服しています。 最後の最後まで最低の男(鬼)だった無惨。 とにかく優しかった炭治郎だっただけに、今の状態がキツすぎる。 禰豆子(ねずこ)は鬼から人間に戻り、炭治郎は人間から鬼になってしまい、完全に逆になりましたが・・・禰豆子(ねずこ)なら炭治郎を止めることができるのでしょうか。 最悪の展開になりながらも、炭治郎が人間に戻ることに期待してます。 鬼滅の刃202話のネタバレはコチラになります。

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【鬼滅の刃】炭治郎の鬼化は最初から決まっていた?全伏線まとめ

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竈門禰豆子には自慢の兄がいる。 子供が6人もいる大家族の長男で、父が死んだ後は一家の大黒柱となり家族を支えてくれた。 父は身体が弱く何処か植物のように浮世離れしていたのに対し、兄は子供らしくなかった。 禰豆子は兄が泣いている所を見たことがなかった。 父が死んだ時でさえ気丈にふるまい、どんなに辛くとも泣き言一つ聞いた事がない。 以前辛くないかと尋ねた所、兄は優しく微笑んで頭を撫でながら告げた。 『俺は長男だからさ。 みんながいるから、俺は頑張れるんだ』 そんな兄の唯一の趣味が舞だった。 父から習った呼吸と舞を何度も何度も、それこそ体に染み付けて一夜明かすほど続けていた。 一度試しにその呼吸を行ったところ、すぐ苦しくなり続けられなかった。 こんな苦しいのに続けて大丈夫なのかと次男の竹雄が心配そうに聞けば、兄は恥ずかしそうに頬を掻きながら苦笑した。 『これは、父さんが代々受け継いできたものだから。 ……強くて優しい、お侍さんが残してくれた大切なものだからさ』 兄は近くにいても何処か遠い所にいる印象だった。 まるで知らない遠くの出来事を知っているようで、父から譲り受けた花札の耳飾りに触れながら、空を見上げる兄はそのまま飛んでいってしまいそうな雰囲気だった。 竈門禰豆子は兄が好きだ。 少し天然が入っていて、嘘を吐くのが大の苦手で、強くて優しい兄が大好きだ。 俺が戻らなかったら、逃げてその耳飾りと舞を継承していってくれ」 耳飾りを渡してくる兄が、遠い。 額に広がるのは、火傷の後を塗り潰すような痣。 今にも消えてしまいそうなその姿を見て、禰豆子は思う。 幸せが壊れる時、いつも血の匂いがした。 一つは自身の記憶。 物心着いた頃からの大切な記憶。 そしてもう一つは、とある侍の記憶。 強くて優しく、けれど大切なものを零してしまった悲しい記憶。 その事を父に相談すれば、父は記憶の遺伝だと言った。 記憶の出来事は現実の事。 だからこそ炭治郎は強さを求めた。 この世界に鬼はいる。 ならば鍛えなければならない、家族を守るために。 泣き言は言わなかった。 どんなに辛くとも、それ以上に悲しい事を知っているから。 例え肺が破裂しそうでも、記憶の大切な人を失った時の痛みと比べれば耐えられた。 記憶と父の教えから、世界が透き通るようになった。 特殊な呼吸で一日以上舞を続けられるようになった。 それでも、これほど努力を続けれも記憶の侍には届かなかった。 成果も出ずに時間だけが過ぎ去っていく。 父が死に、炭治郎が一家の大黒柱になろうとも完全な再現は困難だった。 「……ああ、そうか。 今日なのか」 目を覚ます。 窓から差し込む月明かりが時刻を告げる。 起き上がり、異常な熱さを訴える身体を無視して皆が眠る寝室から出る。 奇妙な感覚だった。 嘗てないほど落ち着いている。 全身の細胞がこの時を待ち続けていたかのように燃えている。 きっと、この熱は命の炎なのだろう。 「お、兄ちゃん? どうしたの、こんな時間に。 それに、その痣……」 物音に目が覚めてしまったのか、禰豆子が炭治郎の背後に立っていた。 炭治郎の異様な雰囲気に息を呑むと、普段とは違うように戸惑いを隠せなかった。 炭治郎は視線の先である額に手を当てる。 恐らく、ここに痣が浮かび上がっているのだろう。 そしてそれは、避けようにもない別れを意味していた。 「禰豆子」 炭治郎は名前を呼んだ。 大切な妹の名前を。 浮きだっていた身体に芯が入る。 何のために戦うのか、何のために力を求めたのか。 理由は今も昔も変わらない。 「この耳飾りを頼んだ。 俺が戻らなかったら、逃げてその耳飾りと舞を継承していってくれ」 父と同じように、耳に付けられていた耳飾りを外して禰豆子に渡す。 最悪の事態を想定して、かつて言われたことを繰り返した。 意識を失い倒れ掛かる禰豆子を炭治郎は受け止め、寝室に寝かせる。 「……最低なお兄ちゃんでごめんな、禰豆子。 みんな」 最後まで一緒に居られなくて、ごめんなさい。 親不孝な息子でごめんなさい。 薪を切る斧を手に、玄関の扉を開ける。 寒い夜に吐息は白く空へ昇り、満月が辺りを照らしていた。 今日は月が綺麗だ。 こんな月を最後に見れて良かった。 鬼からの報告で花札の耳飾りを付けた少年が出たと聞いた時には忌まわしい過去を思い出し不愉快の極みだったが、その少年が鬼狩りと関わりがないと分かり心から安堵した。 あのこの世の不条理のような存在がそう何度も現れるはずがないと分かっているが、それでも万が一の確率を潰すために無惨自ら出向いていた。 部下の鬼に頼むはずがない。 もし万が一逃げられでもして、鬼狩りと遭遇した場合、きっと無惨はその鬼を100回殺しても殺し足りなくなるだろう。 そのような例外を発生させないためにも、無惨自ら出向いていた。 今回やるべきことは簡単なはずだった。 花札の耳飾りを付けた少年を家族諸共皆殺しにして憂いを絶つ、ただそれだけのはずだった。 振り抜かれた刃が頭部を潰し、視界が遮られた瞬間に両の足が切り裂かれた。 すぐさま足が再生して、周囲一帯を管で薙ぎ払う。 触れようものなら細胞を殺す毒を流し込んで殺せる管だが、掠りもしない。 頭部が再生し、この元凶の姿が目に映る。 その姿は、町中にいるただの少年だった。 忌まわしき鬼狩りの服装でもなく、持っている得物は日輪刀でもないただの斧。 文字通りただの人間。 無惨にとって、その少年は何処までも歪だった。 これが鬼殺隊の一員ならば、まだ理解できた。 あの異常者達の一員ならば、障害になるのは理解できる。 これが花札の耳飾りを付けた少年だったならば、まだ納得できた。 あの侍と関係する者ならば、こうして殺せないことも納得できた。 だが違う。 この男は鬼殺隊でもなければ、花札の耳飾りの関係者でもない。 ただの人間相手に手こずっている。 それが無惨の怒りに更に火を付けた。 そう、更に火を付けたという事はそれだけではない。 無惨には目の前の少年がどうしようもなくあの忌まわしき男と姿が重なって見えた。 『何が楽しい?何が面白い?命を何だと思っているんだ』 幻聴が聞こえる。 あの忌まわしき顔が少年の背後に浮かぶ。 同じ位置に浮かんだ痣が、奴が現世に帰ってきたような錯覚を引き起こす。 それだけならばまだ無惨は冷静さを保てた。 所詮は他人似。 本当に追い込まれれば無惨は慢心を捨てて逃亡を選択できる男だった。 だが、その目だけは駄目だった。 憐れんでいた。 殺意が無ければ、敵意もない。 鬼殺隊のように鬼に何もまだ奪われていない少年にとって、鬼舞辻無惨は悲しい存在だった。 記憶の中に彼が行ってきた罪がある。 それでも、この鬼がここまで道を踏み外す前に止められたのではなかったかと、一人悲しんでいた。 そして、それを無惨は憤怒の中で感じ取っていた。 殺意ならば、あの異常者達と受け流せた。 恐怖ならば、その愚かさに鼻で笑っていた。 死の恐怖に怯えていた無様な自分を思い出させるその目だけは、無視することはできなかった。 嘗てない憎悪に共鳴するように肉体が更なる進化を遂げる。 肉体の至る所から口が生え、衝撃波を辺り一面撒き散らしながら少年に襲い掛かる。 日の出まで、あと一刻。 身体が重い、全身が焼けるように熱い、まるで水中にでもいるような息苦しさが抜けない。 どれだけ時間が過ぎただろうか。 今まで日没から夜明けまで舞を続けていても息切れ一つしなかったというのに、既に息は切れ犬のように舌を出しながら酸素を求めている。 死ぬかもしれないという攻撃を奇跡的に避けて、もう何度目だろうか。 舞とは違い、攻撃を躱しながら舞を続けるという精密作業は集中力を著しく削り、心身ともに疲労していた。 それでも、この男を逃がす訳にはいかない。 透き通る世界で見える筋肉一つ一つを決して見逃さず、行動の起こりを限りなく防ぐ。 回避と共に攻撃の隙を突くのは、竈門家に代々受け継がれてきた舞。 この円環をもって日輪となす。 故にヒノカミ神楽。 終わる事のない舞を繰り返しながら、衝撃波を躱し右腕を絶つ。 決して攻撃個所を一部に限定してはならない。 相手は鬼、一部を限定して硬化させるなど容易いこと。 そして同時に打ち合えば、簡単に脆く砕けるのは炭治郎の方だ。 故に、狙うは後の先。 相手を倒すのではなく、相手に何もさせたい戦い方。 そもそも最初から炭治郎は鬼を倒すつもりなどなかった。 鬼を倒す方法は2つある。 一つは日輪刀で首を切ること。 少年に目もくれず無惨が空を見上げれば、黒い空はほとんど白く塗り潰され、山と山の隙間から太陽が姿を現す直前だった。 周囲が戦闘の影響で樹々が軒並み斬り落とされていたため、大きく跳躍して近くの木の陰に隠れる。 斧を持つ腕は疲労で震え、肩で息をするほど疲労が溜まっているのが目に分かる。 至るところを木の破片や吹き飛ばした砂利で怪我を負い、血だらけとなっていた。 見るからに瀕死なのが理解できる。 それなのに、 「貴方が、家族みんなを襲わないというのなら、俺は貴方を追いません。 もう二度と、この山に近づかないで下さい」 何を、この男は言っている。 傲慢も慢心も恐怖も憎悪も、彼の中で無数に蠢く感情は全て塗り潰された。 この人間に、最大限の絶望を味合わせてやる。 無惨は微動だにしなかった。 だからこそ、少年は反応出来なかった。 今までとは違う、行動の起こりを隠す攻撃に。 少年の足元。 地面から突如突き出てきたのは細長い管。 威力を殺しただ相手に刺す事のみに特化したそれを、少年は限界の身体を酷使しそれでも間一髪で気づき斧で絶ち切った。 これが限界突破。 故に、次はない。 単純な話だ、無惨は隠すために地面から管を2本、時間差で攻撃しただけに過ぎない。 単純ゆえに予測が困難。 今までその肉体の性能のみで怪物の如く戦ってきた相手が突如人のように不意打ちを繰り出すなど、先入観から推測不可能である。 自らを完璧に近い生物と信じて疑わない無惨が傲慢さを捨ててでも見せた技。 「私を憐れんだ人間、貴様には相応しい末路を与えてやる」 管から流すのは細胞を殺す毒? 否、そんなものは生易しい。 「貴様も、憐れむ存在と同じになれ」 即ち、鬼へと。 血が流し込まれる。 並大抵の鬼ならば耐えきれない程の血液。 流し込まれた総量は十二鬼月に匹敵する。 管を抜けば、少年は膝を付いた。 血管が浮かび上がり、牙が生え細胞が変異していくのが感じる。 この鬼と化した少年が守りたがっていた家族を喰らい絶望する姿を見るのも悪くないが、それ以上に無惨にはこの少年が憐れんだ鬼と同様の死に様を晒す方が好ましかった。 「鳴女」 空間操作の血鬼術を持つ鬼の名前を呼び背後に無限城へと続くふすまを開かせて、その傍に立ちながら無惨は鬼と化した少年の末路を眺める。 無惨が立っているのは樹々によって日の光は遮られており、仮に朝日が昇っても少年が燃え尽きる様を見る程度の余裕があった。 日の照らす世界に、その存在など許さないように。 夜の住人である鬼の身体は、超再生も追い付かない速度で灰と化していく。 「ハ、ハハハハハハハッ! いいぞ、私を憐れむ者などこの世に一欠けらも許すものか!」 自分を脅かした存在の末路に無惨は耐えきれず哄笑する。 悲鳴と哄笑。 炎と灰。 あり得ない現実を前に、彼の保有する五つの脳の全てが思考停止する。 もう一つ、少年の絶叫が止んだのは何故か。 理由は単純。 声を上げる必要が無くなったから。 日に浴びようとも、その細胞は燃えて灰になることもなく、日の世界にその存在を認められていた。 鬼の弱点を克服した存在が、そこにいた。 「……見つ、けた」 無惨の身体が震える。 千年もの間待ち焦がれ続けてきた鬼の存在に、無惨は飛び出した。 肉体を変異させる。 全身の肉を分厚く盛り上がらせ、人の背丈の数倍はあろう赤子のような姿は肉の鎧そのもの。 短期間であれば太陽の下でも活動できるその姿で、無惨は膝を付く少年の身体に飛び掛かった。 「貴様を取り込めば、私も太陽を克服する事が出来るのだ!」 手を伸ばす、夢の体現へと。 彼の心にあるのは、これからの不安なき未来のみ。 もはや無惨の目には、未来しか見えていなかった。 苦しくて、辛くて、痛くて、生きている事さえ否定されているようだ。 炭治郎は内側の血と外側の太陽の光に全身を蝕まれていた。 頑張った。 本当はこんな痛い事したくなかった。 斧を薪ではなくて人に向けるなんて、本当は怖くて怖くて仕方なかったのだ。 それでも頑張って耐えて、耐えて耐えて耐えて。 自分ではなくなっていく恐怖と身体が灰になっていく恐怖にも我慢して。 プツリと、何かが切れてしまった。 ここまで耐えてきたのだ。 なら、もういいじゃないか。 もう、苦しい思いをしなくてもいいじゃないか。 その気がかりが、寸前の所で踏み留まらさせる。 限界だったはずの四肢に、ほんの一欠けらの力が宿る。 右目は禰豆子や皆の家族の姿。 左目は見たこともない、だけど知っている優しい女性の姿。 差し伸べられた手の平を、両の目でそれぞれ握り返す。 たとえ過去が変わろうとも、変わらない温もり。 覚えているはずだ、その幸福を。 自分のようにはなるなと、まだ何も失っていない者へ。 貴方はまだ、間に合うのだと。 眼前には赤ん坊の姿をした怪物が手を伸ばしてきている。 斧は手から零れ落ち、再度拾う時間も余裕ももはや残っていない。 動けるのは後一回だけだろう。 炭治郎は足の裏に力を込め、全力で蹴り出した。 次はない。 ここで全てを終わらせる為に。 巨大な肉の壁を削り切るには素手では足りない。 ならば、増やすしかない。 そしてその術を、炭治郎は理解していた。 その尾は一つ一つが鋭利な刃と化しており、炭治郎の想像通り変幻自在に蠢いている。 思う通りに動くのならば問題ない。 炭治郎はそれを無意識に動けるまで身体に染み付けてきたのだ。 ならば、十二同時に型を振るうなど、容易いことだ。 炭治郎は瞬時に1500個の肉片を斬ることなど出来ない。 だが、迫る肉体を肉片に絶ち切る事は出来た。 十二の尾がそれぞれ別の型を振るう。 それは即ち、ヒノカミ神楽拾弐ノ型全てを同時に放つという事。 (な、に? な、何が起こった!?) 無惨は気づけば、自身が少年を見上げている事に気づいた。 それと同時に声が出せなくなっていることも。 自身を見下ろす少年に憎悪が湧き咄嗟に右腕で叩き潰そうとするが、そこで腕が動かない事に気づいた。 否、腕だけではない。 見上げる瞳以外何一つ動かない。 そこで無惨はようやく辺りを見渡して漠然とした。 周囲一帯に広がる肉片の山。 それは即ち、自身が細切れに刻み込まれた事を差し示していた。 そして。 少年の周りに散らばっているということは。 太陽の当たる場所に無防備にいるという事だ。 無惨は咄嗟に散らばった肉片を再生させて影へ逃げ込もうとするが、 (馬鹿な、再生しない!?) 斬られた肉片の断面はまるで細胞が死滅してしまったように再生を始めず、次々と灰へと化していく。 それはまるで、耳飾りの剣士に斬られた時と同じようで。 ここに、無惨の結末は決まった。 もはや何に対して怒りを燃やしているのかすら分からない程の憤怒の激流。 最後の一撃だったのか、少年は佇んだまま気を失っていた。 ただそれに気付かないほど無惨は怒りを燃やし、日影で見えない少年の顔を睨み付けながら管から血を送った。 それは、少年が鬼に成り切れていないため完全な鬼にして殺すためだったのか。 或いは、自身が生きた証を少年に託したのかは定かではない。 ただ分かる事は一つだけ。 鬼舞辻無惨は灰と化すまでに、自身の血に匹敵する総量の血液を輸血し、少年はただ立ち続けた。 それだけが、この場の真実だった。 朝目覚めて兄の姿が見えなかった禰豆子は、途方もない不安感に襲われ兄の姿を求めて走った。 雪道に残る微かな足跡を頼りに駆ける。 走り出してどれほど経ったか。 樹々が切られ広がった広場に、炭治郎は佇んでいた。 炭治郎の周囲には雪と灰が舞い上がり、炭治郎の後ろ髪がなびく。 その姿に、何故か禰豆子は不安感を抱いてしまった。 いつも何処か遠い兄の姿。 それが、決定的な境界線を越えてしまったような漠然としたズレ。 『日本一慈しい鬼』退治だ。

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竈門炭治郎(かまどたんじろう)は鬼化するのか?【鬼滅の刃】

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【鬼滅の刃】202話考察&予想 炭治郎が鬼になった・・・ 来週発売の「鬼滅の刃」201話を先読み。 そう考えると、 禰豆子が炭治郎を 人間に戻すために一肌脱ぐのでは ないかと予想できるわけです。 生き残った柱メンバーや、 伊之助、善逸はもはや戦えるような 状態ではなく、 伊之助は辛うじて応戦しているものの、 結局は鬼化した炭治郎を斬りかかる ことができず、 逆に返り討ちにされてしまいそうな ところで201話が終わっています・・・ その他隠たちでは戦力にならない だろうから、絶対無理だろうし・・・ 今思うと、 無惨戦で腕が吹っ飛んだのは、 鬼化するためのフラグだったんでしょうね。 炭治郎が人間に戻る可能性 鬼化した炭治郎が人間に戻るとしたら、 以下2つの方法が取りあえずは 考えられるかなと。 禰豆子が爆血を使う もしかしたら、禰豆子は人間に 戻ったけど鬼の時に使えた 血気術の爆血を使って、 炭治郎の鬼化から人間に戻すことが できるかもしれませんね?! 炭治郎が精神的支配を克服する 可能性として高いのはコチラの方かなと。 恐らくは、禰豆子の涙や訴えかける姿を 見て、炭治郎の精神が、 鬼の細胞と戦って打ち克つという 感じになるんじゃないでしょうか? 禰豆子自身、無惨の支配から逃れる 事が出来ていたので、 兄である炭治郎にできないことは ないかと考えられます。 スポンサーリンク 続編はあるのか? 今のところ、少なくとも23巻までの ストックはありますが、 201話時点で23巻の2話目となります。 (一巻につき9話収録という法則に従うと) よって、残り6話までは続きそうですが、 本当に完結する場合は、ジャンプ内でも 恐らくはカウントダウンが始まるのでは ないでしょうか・・・ 今のところ、ジャンプの予告を見る限りでは カウントダウンはありませんが、 次の 202話で残り5話となりますから、 何かしらの動きがあるかも?! 今のところ、• 炭治郎の鬼化騒動• 無惨の過去について• 青い彼岸花について• カナヲの生死• 伊之助は斬りかかれなかったことで、 〇されなければ良いのですが・・・ 201話を読んだ読者の、202話の展望とは? 201話を読んだ読者は、202話について どんな展開を望んでいるのかを、 ツイッターで確認してみました! そういえば、 カナヲは上限の鬼・童磨との 闘い以降、目立った動きがありませんでした。 炭治郎に心を救われたカナヲも、 禰豆子と共に人肌脱いでほしいという 期待の声もあるようです。 鬼滅の刃201話悲しすぎた😭 愈史郎かねずこが助けてくれるんかな? ここにきて伊黒さんの青い彼岸花説?• バットエンドを迎えてしまった場合どんな結末になるのか私的に予想してみました。 バットエンド………炭治郎が鬼になりましたよね?そして今のところ戦闘中です。 それっていつかは、お腹が空いてしまうのでは?もうお分かりでしょう。 そうです。 周りにいる鬼殺隊(隠)の方々を「食べる」。 冨岡さんは、一人も犠牲を出さずこのまま炭治郎のまま、死んでくれ……と言っていました。 犠牲を出してしまった人を食べてしまった炭治郎を絶対に生かしては、おけないでしょう。 だから冨岡さん、善逸、伊之助の誰かが炭治郎にとどめを刺すでしょう。 これが私の予想したバットエンドです。 ハッピーエンドはー……まぁ皆が笑っている!っていうのが一番ですね!バットエンドの考えは、誰でも思っていることだと思います。 しかしもうひとつも考えられます。 妹の禰豆子を失ってしまうというバットエンド………。 これに関しては、同じことを思った方が動画をあげていますのでそちらを御覧ください。 最後に言うことは、いつかきっと炭治郎は、もとに戻る!私はそう願います!長文失礼しました。 TAKA コメントありがとうございます^^ 少年誌ですから、さすがにバッドエンドは ないかな~と思いたいところですが、 「デスノート」のときは、連載そのものが バッドエンドな感じでしたから、 どちらとも言えそうな気がしますね・・・ まあだけど、海外ドラマのウォーキングデッドでは、 色んなキャラを〇しまくっていてガッカリしたので、 同じようにはなってほしくない思いから、 せめて最後くらいはハッピーな終わり方で 締めてほしいものです・・・ バッドエンドならば、仰るように 義勇、善逸、伊之助の誰かがとどめを 刺すことになるんでしょうけど、 きっと、きっとねづこが何とかしてくれると 信じています! そして、きっと「ねづこーーーーーーーーーーーーー」って 叫ぶような展開になるんじゃないかと予想します^^.

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